娘が気に入った曲は

カラオケに行った。

予約はできなかった。

当日空いてたら入れますと言われ、

我々は朝早くから出掛けた。

あれ

列ができてる…。

「すみません、これ何の列ですか?」

「カラオケ!」

どうやら、エレベーターが開店と同時でないと

動かないらしく、みんな

列をなして待っていた。

時間になってエレベーターが動き、

みんな受付目指していった。

何日前からの予約だったのか

ほとんどの人が予約していた。

私らは予約なしの扱いで受け付けられた。

空いてた。

早速部屋に入って、選曲した。

3時間。

みんな退屈することなしにどんどん曲を予約し、

歌い続けた。

 

帰り道

「お母さん、この曲いいね。」

どの曲?

「We didn`t start the fire」(ビリージョエル)

ほー…、曲名覚えてたんだ。

「和訳するとどうなるの?」

「題名では「ハートに火をつけて」だけど直訳したら「私たちは火をつけなかった。」かなあ?」

娘は納得した。

でもなぜ?

「和訳するところが少なさそうだから。」

娘、いいところを突いた。

そうなのだ。この曲はアメリカの戦後の歴史を列挙した曲で、

最後ぐらいだろうか、和訳しがいのある所は。

 

娘は今夏休みの宿題に追われている。

私は迫りくる夕飯の時間から逃げている、いかん。

夕飯作るぞ。

 

それではこの辺で。