キャラクターグッズと物欲

私が今でもキャラクターグッズに夢中になってるわけではない。

私には中2の娘が一人いる。

中二と言えば、大人でもなければ子供でもない領域にさしかかるころである。

その娘は

最近やっとアンパンマン妖怪ウォッチを卒業したばかりだ。

今夢中なキャラクターは

ミッキーマウスリラックマとすみっこぐらしだ。

お母さんの手前、

娘の好きなものはある程度把握してた方が

話が合う。

リラックマに至っては、私も結構好きなので

ホットカーペットカバーをリラックマにしたぐらいだ。

だけど、このカバーもそろそろ卒業だろう…と思ったら

「お母さん!もっと物を大事にしないと!!」と

怒られたことがある。

キャラクターグッズで私が思い出にあるのが、

サンリオショップ。

小学校一年の私はある時期

そこで1個5円で売られてる飴ほしさに母からお金をもらって買いに行っていた。

来る日も来る日も飴を買うのを母は、見るに見かねて私が飴を買いに行くのを禁止した。

その代り、ここからが母の思いなのだが、当時私は少々栄養不良気味だったらしい。

朝はニンニクのはちみつ漬けを食べさせられ、おやつには菓子パンが与えられた。

私はその菓子パンのお金で他のもの買おうとしようものなら、烈火のごとく怒られた。

 

話は戻って

ある時、友達の誕生日プレゼントを買おうと、母が

久しぶりのサンリオショップに連れて行ってくれた。

母は言った。

「あのさ、こういうのに興味ない?」

見ると

500円やら1000円やらする商品。

この時小学校3年だった私は、そんなお金くれるわけないのに、と

思っていたが、妹がお年玉を使っていたのを思い出した。

そうか

私は極端な金銭感覚だったんだと今頃思い知らされた。

 

おばさんになった今、別にキャラクターグッズにハマってる様子もないので

普通に物欲は育ったんだなと思うが、

うちの娘…、

今、鉱物にハマっている。

私が身に着けているペンダントがサファイアだと言うと

目をキラキラ輝かせる。

どうやらほしいらしい。

この物欲は、ある意味正しいのかもしれない。

 

子供、とりわけ女の子の成長にかわいいキャラクターは

必要だ。多少の幼さは長い目で見てあげてほしいものだ。

 

それではこの辺で。