やっとクレパスを使う

だめだあっ!描けない!!

私は何日も苦悩していた。

 

クレパスとスケッチブックを買ったのは

友人とお茶した日、確か先月の事だったと思う。

いけいけどんどんな友人は思い立ったらすぐ行動、

「描こうよ。」と言って

文房具屋に連れて行ってくれた。

 

クレパスを選んだことはさほど苦労しなかった。

水彩は難しい。

アクリルはもっと難しい…と思う。

油絵は、近所に迷惑、溶剤のにおいが広がるから。

色鉛筆もいいが、慣れてない。

クレヨンは固い。

 

そんなわけで、クレパス

 

ところが

 

描けない!

上手く描こうと余計な頭が働く。

他人の上手い絵を見て愕然とする。

 

「先ず描いてみなよ。」

「なんならスケッチブック何ページか描こうか?」

ダメっ!これは私の!!

 

…。

何日かすぎて私はあることを思いついた。

きれいな紙だから描けないんだ。

じゃ、まずカレンダーの裏紙から描くか。

…、

だめだあっ!描けない!!

「漫画でいいから描いてみ。」

漫画はド下手なのは自覚してるが、軽く描いてみよう。

描いた。

 

娘に見せた。

「お母さんの、癒しー、メルヘンチックー!」

そう、私の絵はリアル路線ではない。

どっちかと言うとメルヘンの世界。

だから谷中六郎リスペクト、ん?

谷中六郎がメルヘン??

 

まあ、それは置いといて。

 

今朝、描きたくなった。

食卓机をアルコールで拭いてきれいにして、

一枚目はクレパスつくから描かないで、

二枚目に描こう。

描いた。

 

思ってたことと実際にやってみたことは違う。

こういうやり方すれば出来るかなと思って描いたものは

想像したものと全然違う。

私はこれならどうだと、描き方を変えてみた。

ひとつ分かった。

この色はこうやって作るんだ!

調味料のローレルの色。

私の夏のカーディガンの色。

なかなかできなかったが、

描いていたら40分ぐらいで出来上がった。

 

私は

布をクレパスで描いてみたいのだ。

めっちゃ難しいことは分かっている。

でも描いてみたいのだ。

 

習作として、一枚目を埋めた。

布、葉っぱ、花火を描いた。

変に色を混ぜるより、

花火の火花は一気にシュッと描いたほうがきれいなことも分かった。

白いクレパスをたくさん使った。

白はよく使う。

一本余分に買っておこう。

 

さて、次描くのは何にしよう。

布は描く予定だが

ハードル高い。

 

でも疲れない。

これは良い。

 

それではこの辺で。